« 2009年01月 | メイン | 2009年03月 »

2009年02月 アーカイブ

2009年02月12日

あやかしびと

『あやかしびと』(妖人)は、2005年6月24日にpropellerから発売されたアダルトゲーム。2006年8月31日には、ディンプルよりプレイステーション2版『あやかしびと -幻妖異聞録-』が発売されている。東出祐一郎の臨場感あふれるシナリオが人気を呼んでいる。
チング ハムナ タッセル オセア おおやまと クーポ シカゴ バリケード フィロ スプリン スモーカー プロバ サーチドア シュメール スティバル あっぱれ シャコ マリッジ 回転計 モノレール トップア ラテン ブレキ ティブ ピナフ システ そうよう モビール ラテアー チャレン センター フライド ビアフラ フットウ ガニメデ ブルー 大根ダイ トフロント びえい ネック ひみつの扉 ジーパン ジェリ ゼソウ コスモス しだれ梅 ひのみ レッジ スリラ トラウ

学園青春恋愛伝奇バトルAVGと銘打たれており、いわゆる燃えるシナリオを持つゲーム。女性キャラクターのみならず男性キャラクターも魅力的に描かれており、アダルトゲームでありながら、ルートによってはヒロインよりも男性キャラクターの方が目立っている箇所があるほどである。PS2版では新たに逢難が攻略できるようになり、またそれにそってシナリオもある程度変更されている。

同じく東出祐一郎がシナリオを手がけたBullet Butlersとのクロスオーバー作品、『クロノベルト』が2008年5月23日に発売された。

第二次世界大戦後、世界中で通常ではあり得ない力、性癖、容姿をもつ人間たちが現れるようになった。これらは一括してある病気と規定され、これに罹患したものは俗に「人妖」と呼称された。各国の政府は人妖病患者をありとあらゆる方法で取り締まる事となる。

そして、現代。武部涼一は人妖の能力を発現させ、その能力が危険であるとされ孤島の病院への隔離を余儀なくされていた。特に問題を起こすことなく病院で生活していた彼であったが、そこで彼は「すず」という少女と出会う。

涼一はある時に事件を起こし、病院をすずと共に脱走することになる。脱走後、二人は逃げるために如月双七、如月すずと名を変え、人妖が人口の殆どを占める「人妖都市・神沢」に潜り込んだ。

そこで憧れていた平穏な日常や学生生活を手に入れられた双七だったが、すずの『ある秘密』を目的とし、政府機関や邪な存在たちが彼らを付け狙う。

システム
一般的な美少女ゲームと同じく、テキストを読み進めて時折現れる選択肢を選択していくアドベンチャーゲームタイプのシステムである。

選択肢によって各ヒロインのシナリオに進み、そしてエンディングを迎える。奇を衒った選択肢も殆ど無く、基本的にシナリオを楽しむゲームである。

メッセージスキップやテキスト巻き戻しなどはきちんと実装されており、ゲームを進める上で不足している機能は無い。

担当声優は、パソコン版 /PS2の順。

登場キャラクター
如月双七(きさらぎそうしち)(声:保村真/同じ)
主人公。武部涼一という名前だったが病院を脱走後、名前を変える。かなりのお人好しであり、また涙もろい。その事をよくすずに指摘される。病院でカリキュラムの一環として空手を教えていた九鬼耀鋼から中国拳法の流れを汲む九鬼流を教わっている。所謂ヤンキータイプのツンツンした髪型なのだが見た目と中身との差が激しいことを本人も気にしている。
先祖妖怪は「妖怪を殺すための武器から発生した付喪神の集合体」。人妖能力は金属との意思疎通・対話であり、金属引き寄せはその能力の一端に過ぎない。すずの言霊が通りにくかったり、八咫鴉が「先祖がよくわからない」「嫌な感じがする」と感じたのもひとえに類稀な先祖妖怪のせいである。
如月すず(きさらぎすず)(声:鮎川ひなた/阪田佳代)
双七が病院で出会った少女。双七以外の人間にはかなりの憎悪を抱いており、素っ気無い態度をとる。お人好しの双七を自分が何とかせねばと思っており、お姉さんぶっている。他のルートで女の子とくっつくとやきもちを焼いたりするが、その女性本人を嫌うことはない。例外として、薫だけはある事情で殺意を抱いている。なお、トーニャとは喧嘩ばかりしているが、単に馬が合わないだけである。
人ではなく純粋な妖怪。九尾の狐であり、言霊を憑かせて相手を意のままに操れる。その絶大な能力が、ドミニオン達に狙われる原因となる。現段階では尾は一本しかないが、成長とともに増えていく。
一乃谷刀子(いちのたにとうこ)(声:一色ヒカル/田中涼子)
神沢学園の三年生で、生徒会に所属している。穏やかな性格だが、怒ると怖い。生徒会会長の一乃谷愁厳の妹。実家は神社で、そこで巫女を務めている。
先祖妖怪は「牛鬼」。人妖能力は怪力と愁厳への交換。ひとつの体に二人の魂が同居しており、精神世界において任意に対話、表へ出る人格・体を交換できる。単純に表へ出ていない者は眠っているわけではなく、同じものを見聞きする事も出来る。
トーニャ(声:籐野らん)
正式にはアントニーナ・アントーノヴナ・ニキーチナ。神沢学園の二年生で、ロシアからの留学生。如月すずとは相性が最悪で、「たぬき」「きつね」と罵倒しあう。口がかなり悪く、慇懃無礼。兄が一人いるが、その存在に頭を悩ませている。月に一度の妹の手紙を楽しみにしており、その時はふわふわモードになるので、生徒達の名物になっている。
人工的に生み出された人妖で、妖怪名は「キキーモラ」。先に重りのついた糸状のものを自分の手足のように操る事ができる。その端末には感覚もあり、また、編み込んである状態から開放する事も出来るが、精神的負担が激しい。
飯塚薫(いいつかかおる)(声:嬉野祥子)
一般の警察では手におえないと判断された場合に出動する、基本的に人妖で構成された追跡部隊「第参種人妖追跡機関」、通称「ドミニオン」の隊長。一癖も二癖もある部下をまとめている。病院から脱走した如月双七と、正体不明の少女すずを追うことになる。
かつて病院で双七の面倒を見ていたが、ある事情で彼を裏切ることになった。その様子をすずが目撃していたため、すずは薫に憎しみを抱かれている。
先祖の妖怪は「鎌鼬」。愛用の銃に真空の弾丸を込めて射出する事が出来る。威力の調整が自由自在に出来、弾道もある程度なら調整する事が出来る。
逢難(ほうなん)
九尾の尾の一つが意志を持った存在。破壊のみを好み、尾の中では最凶。PC版では敵でしか現れないが、PS2版では攻略可能。また逢難単体としての立ち絵グラフィックはPC版には無い。
PS2版では力を抑えるためにあえて人間の姿に変わっていた。双七にとって怪物よりも見慣れた人間の姿のおかげか、目が覚めている間彼女の姿を見ることができる。ただし、双七以外には見えない。
一乃谷愁厳(いちのたにしゅうげん)(声:先割れスプーン)
神沢学園生徒会長。一乃谷刀子の兄で、非常に堅物かつ生真面目。感情をほとんど表に出さないが、非常に友人思いである。かなりの照れ屋。釣りが趣味。
先祖の妖怪は「牛鬼」。刀子と一心同体の状態。ただし力や剣の技術は刀子より劣る。
刀子ルートでは死亡するが他のルートではどうなるか謎。ちなみに刀子エンディングでは双七と刀子の間に生まれた子供に、愁厳と名づけている。
逢難ルートのエンディングでは成長したと思える彼の姿を見ることができる。
上杉刑二朗(うえすぎけいじろう)(声:北山幸二/吉野裕行)
神沢学園の三年生で、生徒会に所属。副会長をつとめている。愁厳の幼なじみである。口は悪いが友情には厚い。背が低いことを非常に気にしている。案外もてるが、本人はかなりの鈍感である(トーニャ曰く「トーチカ並の鈍感」)。
先祖の妖怪は「だいだらぼっち」。「物を持ち上げる」時にのみ異常なまでの怪力を発揮する。普段の力はごく普通の青年となんら変わりない。
野球が好きだが、力のせいで断念したことがある。
七海伊緒(ななみいお)(声:小塚環)
神沢学園の二年生で、生徒会に所属している。上杉刑二朗の幼馴染であり、上級生である刑二朗に対しては敬語は使わない(そのため、当初双七は七海を刑二朗と同じ三年生と思っていた)。実家はかなり大きな病院を経営している。彼女自身も手術の手伝いをすることがある。トーニャとは仲が良い。
先祖の妖怪は「七人ミサキ」。頭の中に複数の思考が存在し、並列処理を行う事で複雑な計算等を簡単にこなす事ができる。ただし血が薄れているため名の通り七人ではなく、現在は二人しかいない。
新井美羽(あらいみう)(声:柚木かなめ)
神沢学園の一年生で、生徒会に所属している。非常に引っ込み思案で恥ずかしがり屋。人形を持ち歩いており、慣れない人に対しては人形越しに話す。
先祖の妖怪は「川赤子」。物を通じて自分の言葉を話す事が出来る。その際距離を無視するため、うまく使えば電話のような効果を起こす。
姉川さくら(あねかわさくら)(声:望月まゆ)
神沢学園の一年生で、生徒会に所属している。新井美羽と仲が良い。美羽と違って、明るい性格をしている。かなりの巨乳。
この世でもっとも聞きたくない数字は93である。家族は祖父母と両親がいる。
先祖の妖怪は「香天女」。狙った感情を相手に抱かせる香りを口臭として放つ事が出来る。全員に同じ香りとなるわけではなく、「落ち着く」という感情を抱かせる際には当人が最も落ち着く香りになる仕組みである。
愛野狩人(あいのかりと)(声:紫原遥)
神沢学園の二年生。生徒会に所属している。美形でとにかくもてる。美形である事を自覚しており、かなりのナルシスト。ストーカーに監禁されたことがある。虚弱体質で、よく女生徒に揉みくちゃにされて死にかかっている。だが、すぐに生き返る。冗談みたいな名前だが、れっきとした本名である。
先祖の妖怪は「ぬっぺふほふ」。死亡状態から自動的に蘇生する。怪我を負うと相当痛いので、一旦仮死状態になり蘇生しようとするが、本人の意思により痛みを我慢し「死ぬ」のを耐える事も出来る。不死身ではあるが不老不死ではないので老衰によって死ぬことができる。
加藤虎太郎(かとうこたろう)(声:紫花薫)
神沢学園の教師で、双七の担任。かなりのヘビースモーカーで、煙草を1日に3箱吸っている。授業中は吸わないようにしている。
先祖の妖怪は「石妖」。拳やつかんだものを任意で石と化す事が出来る。とても硬くなるが、絶対に壊れないというわけでもない。
鴉天狗の弟子あるため、彼と同じ拳法「八咫雷天流」を継承している。その強さは九鬼と同等と言える実力である。
ギャンブルが趣味で生徒の身包みを剥いだりすることがある。
九鬼耀鋼(くきようこう)(声:御成門佐清)
ドミニオンの副隊長。中国拳法の流れを汲んだ対人妖専門の武術「九鬼流」の使い手であり、人妖ではないにも関わらず、人妖を圧倒する能力の持ち主。如月双七に武術を教えたのも彼で、双七からは師として慕われている。ある事件をきっかけに人妖に対して復讐心を抱くようになる。ルート次第では敵にも味方にもなる。
おっちゃん
小太りの初老の男。名前は物語中出てこない(名字は佐藤)。病院から脱走した双七たちが最初に出会う「病院外」の人間。
娘がいたが同級生の人妖に殺され、妻はそのショックで自殺し、人妖を憎むようになったが、双七たちとの出会いで生まれ変わることができた。
双七たちに、人妖都市「神沢」の存在を教え、逃げ込むように助言する。序盤のキーパーソンともいえる人物。
すずルートのエンディングで後日がわかる。
サーシャ
本名はサーシャ・アントーノヴナ・ニキーチナ。トーニャの双子の姉妹。トーニャが姉であり、サーシャが妹である。
藤原那美子(ふじわらなみこ)
神沢学園の学生。同姓でありながら刀子に恋愛以上の信仰に近い想いを持っている。
先祖妖怪は影女。淫蕩な母親を見てきたせいか、男や性に関して嫌悪感を持っている。
氷鷹零奈(ひだかれいな)(声:野神奈々/本井えみ)
ドミニオンの隊員。冷気を操り対象を凍らせる能力を持つ人妖。先祖は雪女。妹の一奈を溺愛している。実際は一奈に依存している傾向がある。
薫ルートでは虎太郎に惚れてドミニオンを裏切った。
氷鷹一奈(ひだかいちな)(声:野神奈々/本井えみ)
ドミニオンの隊員。零奈の妹にあたる。炎のつららを飛ばし焼き払う能力を持つ。先祖は火車。異常に冷酷な性格で、快楽主義的なところがある。
どのルートでも彼女は死ぬが、いずれも悲惨な死に様に終わる。
光念一兵衛(こうねんいちべえ)(声:棟方一志)
ドミニオンの隊員。2本以上の刀を同時に扱うことができ、通常時では6本同時に使用可能。先祖はがしゃどくろ。破戒僧であり、守っている戒律は女犯くらいである。老けて見えるがまだ二十代とのこと。
光念輝義(こうねんてるよし)(声:杉崎和哉)
ドミニオンの隊員。一兵衛の弟で、銃を大量に所持しており、弾切れを起こせば銃を捨て新しい銃を使用するという戦闘スタイルを持つ。先祖は野鉄砲。兄と同様、かなりの戦闘狂。とはいえ卑劣と言うわけではなく薫ルートでは真正面から戦っているので、兄に似ている。
兄が老けてしまったことに驚いていた。
比良賀渉(ひらがわたる)(声:下野薫)
ドミニオンの隊員。本人も自覚しているほど非常に醜悪な外見をしているのでまわりからそのことで貶されることが多い人物。薫は彼を差別しないので気にかけている。先祖は白溶裔。様々な毒を吐いたり、ヤモリに偽装もできる。様々な乗り物を乗りこなす、高い運転技術を持つ。容姿はともかく、変人が多いドミニオンでは比較的まともな人間である。
八咫烏(やたがらす)
3000年以上生きているといわれる存在。もはや妖怪というより神に近い存在である。その割には子供っぽい容姿に加えて、子供っぽい性格なので周りからはぞんざいな扱いを受けている。とある政治家の屋敷に住んでいる。
実はすずの父親である。子供っぽいのは力を使ったためだが本人は気付いていない。
烏天狗(からすてんぐ)
八咫烏の側近で、1000年以上生きている。神速の攻撃を特徴とする八咫雷天流という武術を修得しており、弟子の加藤虎太郎に継承している。
かつて遮那王丸に付き従ったことがある。
ウラジミール(声:松寿エルザ)
本名は、ウラジミール・ガヴリーロヴィッチ・シューキン。トーニャが兄と呼ぶ男であるが、実際に血の繋がりはない。ロシア人のわりに日本とアメリカの文化に陶酔しており、特にアニメやゲーム等に偏っている節がある。キャラ物のTシャツを着ている。
やはり人妖で、その能力名はポレヴィーク。土やコンクリートを自在に操ることができ、壁などを作って攻撃・防御を行う。また自身も土の中に潜り潜むことができる。
天(てん)
九尾の尾の一つが意志を持った存在。その名の通り、尾の中で一番上の存在であり古株。中とは一千年の付き合いだが、格下と見下している。
スタッフ曰くラスボスと見せかけて実はヘタレキャラ。中よりは少し活躍した程度である。
中(ちゅう)
九尾の尾の一つが意志を持った存在。擬態しドミニオンの最高責任者になりすましている。尾の中では若い方であり、力も弱い。せいぜい人の脳を弄る能力があるだけで、戦闘能力はほとんどない。スタッフ曰くヘタレな悪役なのに容姿が立派すぎることを気にしていた。
藤枝あやか(ふじえだあやか)
あやかしばんで登場する。新聞部部長である女学生。正体は先祖である文車妖妃の力によって、文章から生み出た幽霊。

ゲーム中の用語
人妖
正式呼称「後天的全身性特殊遺伝多種変性症(ASSHS(アシュス))」、通称「人妖病」と呼ばれる遺伝性とされる原因不明の奇病に罹患した人々を総称する言葉である。彼らは奇妙な能力・容姿を持って生まれ、その危険性故に社会問題となっている。その発現する能力は一律ではなく、多岐に渡る。
日本のみならず、世界中に存在する(登場人物の一人、トーニャはロシア人の人妖である。ただし、日本とドイツ以外では存在がまれだとされている)。ほぼ例外なく激しい差別に晒されており、家族から見捨てられる事例も後を絶たない。
この「人妖」という言葉はマスコミなどでは差別用語とされているが、一般人には広く普及している。人妖自身、自らを人妖と呼び、自分の特殊能力を人妖能力と呼んでいる。作中にも、テレビのコメンテーターが人妖と発言しかけて訂正するシーンが存在する。
日本においては、人妖はその危険性に応じて第壱種から第参種まで区分されている。
第壱種(だいいっしゅ)
通常の患者に当たる。危険性はないとされるが、神沢市、もしくは指定の病院以外は基本的に立ち入りを禁止されている。
第弐種(だいにしゅ)
通常、人妖は移動の制限が存在するが、体内五箇所に爆弾埋込手術を施すのと引き換えに、自由を得る事が出来る。犯罪などを犯した場合、爆弾が作動して死亡することになる。
第参種(だいさんしゅ)
能力を行使して他人を傷つければこれに認定される。また、能力そのものが極めて危険であると判断された場合もこれに含まれる。
人妖の現状としては、世間一般では差別に晒されているがドミニオンはじめ治安機関に勤務している者、自衛隊や警察の特殊任務に従事する者、さらには与党右派の議員として活動する者までおり、脆弱ではあるが徐々に社会に一定の影響力を持ちつつある。
神沢市
元は単なる地方都市であったが、現在は人妖都市と渾名されるほど人妖が多いという特徴を持つ町。その発端は、かつての市長が政府から支給される莫大な補助金の誘惑に負けて人妖の収容施設を建設した事に始まる。
それは人妖を忌避した普通の人間が市から流出し、そして迫害を受けていた人妖が逆に流入する事態を招いた。結果、神沢市は全人口の九割以上が人妖という、世界でも例を見ない人妖都市として成立することになる。
この事から、日本人以外にも外国人が留学生などの名目で島流し的に送られることがある。
周囲は高い壁・フェンスによって囲まれ、さらに市を取り囲むように自衛隊が展開している。神沢市から他都市への全ての交通機関には自衛隊による厳しい検問所が設けられており、特別な許可証がなければ市から出ることは出来ない。自衛隊員は、差別に晒された人妖を常に見ているためか、人妖に対して同情的・友好的な者が多い。
さらに、フェンスの周りを取り囲むように、人妖によって被害を受けた犯罪被害者などが集まって抗議行動を繰り広げている。自衛隊に逮捕権が存在せず、警察は近づかないため、神沢市に行こうとする人妖に対して物を投げつけられるなどの被害が後を絶たない。
市内自体は普通の地方都市といった様相だが、そこに住む人々の中には容姿が明らかに普通の人間とは違う人妖もいて、普通に町中を出歩いている。
治安はかなり悪い。人妖の能力を悪用した凶悪犯罪が後を絶たないため、神沢の警察はそれらの対応に追われ、少年犯罪などは後回しにされるからである。
一種の隔離施設であり、家族から切り離された(もしくは見捨てられた)者が集まるため、家族全員がそろった家庭の数は少なく、学生であっても一人暮らしの場合が多い。しかし政府からの補助金があるため、自活能力さえあれば学生であっても平均レベルの生活は可能となっている。ちなみに、この補助金は将来返還する必要がある。
ドミニオン
正式名称は「第参種ASSHS追跡機関」。
人妖の能力は個人によっては強大なため、警察では人妖の犯罪者に対処するのが事実上不可能な場合がある。このような犯罪者に対処するための機関が第参種人妖追跡機関である。
隊員は、九鬼耀鋼などの例外を除いて基本的に高い戦闘能力を持つ人妖(第弐種)で構成されている。
目標の殺害も視野に入れた、強硬な姿勢で犯罪者を追跡する。
人妖の事件ではニュースでも彼らが関与したかどうかが伝えられるため、一般にも名称は知られているが、その実態については謎が多いとされている。
銃刀法
人妖事件の多発により、護身用として日本の銃刀法はかなり緩くなっており、一般人でも銃や火器類の購入が可能である。
作中でも一乃谷兄妹が普段から長い日本刀を持ち歩いているが、警察などに咎められることはない。
メカ九尾
双七が最終決戦で自衛隊や在日米軍の戦闘機、戦艦、兵器を素材に自身を核に作り上げた機械の九尾の狐。牙や爪は名刀や霊刀、感覚器はレーダーやソナーに置き換えた。
68基のターボファンエンジンを駆使しての亜音速飛行や人工衛星を遠隔操作、ミサイルの製造を行えるなど高い性能を持つ。
武装
銃火器
CIWS20mm機関砲×8
XM297E2/56口径155mmキャノン砲×4
劣化ウラン徹甲弾
大型ナパーム弾
120mm滑腔砲×4
サイドワインダー、スパロー

長曾称虎徹
和泉守兼定
備前長船
乾雲丸
菊一文字則宗
陸奥守吉行
大典太
三日月宗近
坤竜丸
鬼丸国綱
村正
童子切安綱
鬼切丸
小狐丸
数珠丸
七枝刀
十拳剣
草薙剣
布都御霊剣
小烏丸

海底トンネル削岩機用ブレード
油圧式クローラドリル
プラズマ溶接機
多指ハンド式クレーンアーム
斬妖尾(文壱を減損ウラン合金でコーティング)
感覚系統
視覚 - カメラアイ、フェーズドアレイレーダー
聴覚 - ロア・アレイ・ソナー
嗅覚 - 液体クロマトグラフ

現在、propellerのオフィシャルホームページ及びミラーサイトから「あやかしばん」と呼ばれるシナリオがダウンロードできる。元々は、PC版が発売されてから一定期間内に申し込んだユーザー全員にお返しディスクとしてCD-ROMで配られた物だが、PS2版が発売された記念に申し込みを行っていないユーザーもダウンロードできるようになった。

About 2009年02月

2009年02月にブログ「裕貴の二束三文」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年01月です。

次のアーカイブは2009年03月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35